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2011/01/18

【DVD】王の男/THE KING AND THE CLOWN

王の男 スタンダード・エディション [DVD]
王の男/THE KING AND THE CLOWN(2006)

16世紀初頭、地方の旅芸人一座の花形チャンセン(カム・ウソン)と女形のコンギル(イ・ジュンギ)は、一座を抜け漢陽へ向かう。彼らはそこで宮廷をからかった芝居を上演し、民衆の心をつかむ。だがある日、王の重臣(チャン・ハンソン)に宮廷で芸を披露し、王(チョン・ジニョン)が笑わなければ死刑だと言い渡される。 シネマトゥデイより
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久々のピン感想。10年2月の『ザ・セル /The Cell』以来でございますcoldsweats01 

『王の男』は久々に2回連続で観た映画だったので、ちょっと感想書きたくなっちゃいました。韓国の歴史モノは最近、観始めたばかりなので完全に勉強不足な上、学生時代から歴史が苦手で困ったもんなのですが…。李氏朝鮮時代ってのは波乱万丈で、「そりゃ、ドラマ作るのに事欠かないな」と思うほど凄まじい。

『王の男』に登場するのは、暴君と呼ばれた第10代国王燕山君(ヨンサングン)。彼の悪行が、チャンセンとコンギルという旅芸人を不幸へと導いていきます…。DVD1枚目で挫折した『王と私』に登場するのがヨンサングンらしいのだけど、こんなことなら諦めにずに観続ければヨカッタぜ。機会があれば、この作品もいつか制覇したいと思います。

以下、ネタバレ続きます。

芸人のチャンセンは、まさに男の中の男って感じで頼れる兄貴的な存在。そんなチャンセンの相棒で女形のコンギルは、芸のセンスと機転の良さもさることながら、その美貌で男の心ですら虜にしてしまうという天然罪作りな男の子でございます。ってか、朝鮮王朝の時代でも男色嗜好ってのはあったんでしょーかね。

弟のように(それ以上?)コンギルのことを想っているチャンセンは、食べるためにコンギルが男に体を売ることをどうしても許せず(いつの時代も芸人の宿命)、コンギルと2人、都で一花咲かそうと逃げ出すのですが、今度はその美貌ゆえ王に見初められてしまう。あ~、2人の運命やいかに。

チャンセンがとにかくカッコ良すぎるんです。殴られても、目を焼かれても、その命を投げ出しててでもコンギルのことを守らずにはいられない。チャンセン(カム・ウソン)の風貌がガレッジセールの川ちゃんに似てるので、最後まで「川ちゃん、がんばれ!! 川ちゃん、カッコいい!!」と川ちゃんもといチャンセンを応援してしまった私です。

チャンセンとコンギル チャンセン

チャンセンはコンギルと一緒に演技をするのが楽しくて楽しくて仕方がない。2人で旅回りをして、お腹いっぱいご飯が食べられたら、それだけで幸せだったはずなのに…。王を取りまく者たちの陰謀や愛憎にまきこまれ、運命はそんな2人を放っておいてはくれなかった(その原因の発端を作ったのがチャンセンってのが、また悲しい)。

一方のコンギルは、天然素材でどこか頼りなくって、チャンセンが命を懸けてでも守ってあげたくなる気持ち、分かるなー。王を完全にオトした↓の場面で、私も思わず、「コンギル、嫁に来い!!」って言いたくなったもんね(笑)

コンギルちゃん コンギルちゃん

コンギル自身は決して王様の寵愛を受けたかった訳ではなく、王様の奥底に隠された「悲しい心の闇」を見てしまい、暴君といえども忠心を尽くそうとしただけ。なのに、それが王の妾の嫉妬心を煽る結果となってしまい、結果、誰よりも大切なチャンセンを危険な目に遭わせてしまうことになるんです。

王がコンギルに対する想いの中には完全なるスケベ心があったけど(コンギル唇奪われてたし、女遊びをしつくした王にとって、コンギルという存在が新鮮だったことは確か)、チャンセンとコンギルの間には友情以上のもの(家族愛、兄弟愛、人間愛)を感じたので、私はモーホー映画だとは思わなかったです。

この作品、ラストが秀逸で悲しい結末のはずなのに安堵感が広がるんですよねー。2人の芸(綱渡り)のシーンの後、エンドロールで流れるチャンセンとコンギル、そして仲間芸人達の笑顔。「生まれ変わっても芸人になる」って誓うチャンセンとコンギルの最期の想いが見させた夢のようで…。ここ好きです。

コンギルを演じたジュンギくん。もっと女オンナさせられてたのかと思ってたけど、身綺麗な青年という風に私には見えました。あくまでの女形を演じる役者だからね。女形の役者さんって(下町の玉三郎さんは違うけど)普段でも物腰がしとやかでキレイじゃないですか。そんな印象。

新年早々縁起がいいや~ってくらい、私の中で大ヒットになったジュンギくんなんだけど(兵役あと1年がんばって~)、この顔を見ると時々「お雛(ひな)様」を思い出して笑ってしまう。のは私だけ? 口元とかそっくりだと思うんだけど。すっぴんはモノスゴイ切れ長の目の男の子って感じだけど、こういう顔って化粧映えするんだよねぇ~。彼も写真だけで見てるよりも動いてる姿の方が何十倍も可愛いし魅力的な子です(私は動いてる姿が魅力的な人に弱い。ブレンといい、T・ウェリングくんといい、J・マースデンとか、去年の大ヒットのリー・ペイスなどなど)。

あと、アクションもやるし、着痩せして見えるんだけど、意外とお肉がプニプニしてるとこも好印象(笑)。韓国の男優さん、無駄にプロテイン(?)、ステロイド(?)バリバリのマッチョな人が多くて「キモッsweat01」って思っちゃう時あるから~coldsweats01 マッチョ嫌いじゃないけど、顔と体のバランスってもんがあるじゃんね。

ヒーロー(2009) イルジメ(2008) お雛様

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