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2007/01/14

【映画】硫黄島からの手紙/LETTERS FROM IWO JIMA (2006)

製作:2006年アメリカ 監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童、裕木奈江 他

【STORY】1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官として栗林忠道中将が任命される。アメリカ留学の経験があり、敵国を知り尽くした栗原の作戦で5日で落ちると予想されていた硫黄島の壮絶な闘いは36日間にも及んだ…。
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ようやく観てきました。久々の邦画だったのですが、邦画観る時は映画館を選びましょう。私が行った映画館は古い映画館で音響が最悪です。俳優さんたちの台詞がかなり聞き取れませんでした。「字幕出してくれ~」と何度思ったことか…(泣)。

141分という長い作品なのですが最後まで集中して観られました。戦争映画なんだけど、わりと静かな流れなんですね。もちろん惨いシーンもたくさんありますが、戦争そのものよりも登場人物たちの心の葛藤や動きに焦点を当てていたので、人間ドラマとして見ることが出来ました。

硫黄島のことを少し調べてから観に行けば良かった。そうしたら、もっと見方が変わったかもしれないのに…。『父親たちの星条旗』も頑張って観に行けば良かった。この作品は2本で1作品だと思います。

アメリカ側からの視点と日本側からの視点。両方の立場を同時に映画にしたクリント・イーストウッドはやっぱり凄いかもしれない…。

全編日本語で出演者も馴染みのある俳優さんばかり。完全に日本映画でした。でも、CGや爆破シーンの迫力などは全然レベルが違う。

クリント・イーストウッドが二宮和也くんをえらくお気に入りだったという話ですが、作品を観て納得しました。事実上の主役は謙さんじゃなくて、西郷を演じた二宮和也くんだった。

現代っ子風の話し方は少し気になったけれど、でしゃばり過ぎない繊細な演技に驚いた。他のキャストたちが「俺は頑張って頑張って力いっぱい演じてますよ」という感じだったのに対して、二宮くんのなんと自然な演技よ。類まれな演技力があるという噂は以前から聞いていたけれど、映画もドラマも今まで観たことがなかったし、"嵐"のメンバーの中でも地味な印象の子だもんね。

「妻や子供のために生きて帰りたい。こんな戦争、早く終わってしまえばいい」と願う西郷の気持ちが分かりすぎる程分かって、観客は最後、西郷にドップリ感情移入してしまうはず。戦争は悲しい。

映画館で見逃してしまった『父親たちの星条旗』もいずれ観て、この物語を完結させたい。その前にもう少し、硫黄島について勉強しなくちゃ。

(2007年1月・映画館T)

Official Site : http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

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映画の感想--ア行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

私も、同じ意見です。

>「字幕出してくれ~」と何度思ったことか
特に、渡辺謙さんが聞き取りにくく、私だけ?と思っていました。
洋画での字幕に慣れてしまい、(TVのバラエティも)
字幕がないと聞き取りだけでは、分からなくなってしまったのか、
と、情けなくて、人には言えずにいました。
ちなみに、映画館は音響が良いところだったんです。

>2本で1作品だと思います。
そうだと思います。
うまくリンクしているので、(脚本はポールハギスですから)
そんな所も見どころだと思っています。

>二宮くんのなんと自然な演技よ。
うまいですよねー。
びっくりしました。
噂では、うまい!!と聞いていましたが、期待はしていませんでした。
だから、余計に感じたのかもしれません。
それに、
>現代っ子風の話し方は少し気になったけれど
最初は、気になりましたけど、見ているうちに、そんなことは
どうでも良くなりました。
それだけ良かったです。
それに、もしかしたら、いままでの日本の戦争映画が、おかしかった
のではないか、と思えてきました。
当時だって、いろんな人がいたはずですから・・・。
主人に聞いてみると、あの話し方は変ではないそうです。
(主人は、この分野は詳しいので)

>西郷にドップリ感情移入
私は、号泣してしまいました。
とくに、自宅のシーンで、女として号泣!!
最後のシーンで、せつなくて号泣でした。
でも、泣けない人もいるそうです。
心の琴線に引っかからない人も、いるようです。
(主人は、「泣けない。ただ、淡々と話が進行している」という意見)

とにかく、良かった!!
アカデミー賞、取れるかなー。少し楽しみです。二宮君の今後も・・。

「拝啓、父上様」見ていますか?
二宮君、やっぱり上手ですよ。

投稿: neko | 2007/01/19 02:25

台詞が聞き取りにくい、というのは他でもよく聞きましたよー。どうしてなんでしょう?クリント・イーストウッド監督は日本語は分からないのでそのへんがきちんと出来なかった(?)のかなぁ~?とか勝手に考えていました。まさかね!?

投稿: あかひ | 2007/01/19 22:19

☆彡nekoさん

ようやく観てきましたよ。
音響のよいところでも聞き取りにくかったのですね。
耳が悪くなったのかと心配だったところです(^^;

『硫黄島からの手紙』はアメリカ側の心情がまったく分からないので、
『父親たちの星条旗』の方もはやく観たいです。

二宮くん、良かったですね~。私も全然期待してなかったんですよ。
「所詮、ジャニーズだし」と思っていたのですが、彼が一番、
自然な演技をしていたと思います。

ただ、奥さん役が裕木奈江ってのは「どうかな~?」と思いました(笑)。
もともと、西郷って30代の設定だったとか。二宮くんを気に入ったイーストウッドが
彼を西郷に大抜擢したって、どこかで読みましたよ~。

>主人に聞いてみると、あの話し方は変ではないそうです。

そうなんですね~(^^) 私も途中から全然気にならなくなったんですけど、
戦中もこんな話し方だったのかな~?とフト思ったのです。

西郷の場合は赤紙が来て戦場に送り出された訳だし、軍事教育を受けた
訳でもないですもんね。

生きて帰りたいと思っていた西郷が、最後の最後、栗原中将の遺言を
必死に守ろうとする姿にジワーッと泣けました。

>「拝啓、父上様」見ていますか?
>二宮君、やっぱり上手ですよ。

気になってはいるのですが見てないんです。そうですか~、上手ですか。
来週、見てみますね(^^)


☆彡あかひさん

こんばんは~。

>台詞が聞き取りにくい、というのは他でもよく聞きましたよー。

そうなんですね。私の耳のせいか、音響のせいだと思ってました。
あまりにも聞こえなくて、私はかなり前のめりになったり、耳に手を
あてて音を拾ったりしてたのですが、他のお客さんは普通だったので…。

>クリント・イーストウッド監督は日本語は分からないのでそのへんが

そうかもしれません!!
聞こえるように編集は出来たはずですよね。アメリカで公開する時は
字幕が入るから問題ないんでしょうね~。

投稿: Michara | 2007/01/20 00:14

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