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2006/03/12

最近見た映画(2月20日~3月12日)

シティ・オブ・ゴッド【廉価版2500円】

  • シティ・オブ・ゴッド (2002)

  • ブラジル人の名前に馴染みがないので、登場人物の名前を覚えるのが大変でした。最初の15分は意味が分からなくて、「やっべー、これ退屈な作品なのかも???」と思ったくらい。

    でも、だんだん引き込まれていきます。最後まで緊張感溢れる作品でした。貧困街"シティ・オブ・ゴッド"で暮らす子供たちが、悪びれることもなく悪事に手を染めていく様子は平和ボケしている私達にとって、衝撃以外の何ものでもない。かと言って暗いだけの作品でもなく、テンポや音楽が小気味良い。鶏のドアップも笑える。

    無邪気な子供が一番恐いかもしれない。恐怖心って経験や学習によって学んでいく感覚なのに、彼らは銃が恐いとか死が永遠だとか知らない。笑いながら人に銃を向ける。大人になったら何になりたいとか、裕福な暮らしをしようなんてことも考えない。だって、そういうことを教えてくれる人が誰もいないから。その日その日を生きて過ごせれば良いだけの人生。

    唯一の救いは子供の頃から銃の恐さを知り、学校に通い、そして写真家を夢見るブスカペの存在。少年らしく同じ学校の女の子に恋をして、失恋もして、悪さもして…。でも、"神の街"で普通の少年らしい暮らしをするなんてことは許されない。彼の最後の勇気が唯一の救いかな~。

    でも、子供達の犯罪はなくならないし、ボスが一人消えても新しいボスが誕生し犯罪はなくならないっていう事実は変えようがないけれど…。こういう子供達が世界から少しでも減るように、貧しい国の子供達にも平等に教育を受けさせてあげなくちゃと真剣に考えましたよ。

    でも、そういう風に考えるのはこれまた私たちの勝手で、もしかしたら彼らは彼らでこういう人生が幸せなのかもしれない。人間の生き方って本当に難しいよね。フェルナンド・メイレレス監督の『ナイロビの蜂』も観たい!!


    バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた

  • バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた (2001)

  • ホアキン・フェニックス主演で描くアメリカ軍の腐敗を痛烈に風刺した作品。911以降にこういう作品が作られたのかなぁと不思議に思っていたのですが、実はこの作品も911の被害者だった。全米公開直前に911事件が発生し5度も公開延期を余儀なくされたとか。

    舞台はベルリンの壁崩壊直前の西ドイツ。冷戦終結も間近で軍の規律は緩み兵士たちは完全に平和ボケ。ドラッグや武器などを不正に売買し、悪事に手を染めて好き勝手に生きている。軍事練習中にラリった兵士が戦車で街を破壊して歩く姿なんて、911以降に劇場で流すことなんて出来ないよね~(苦笑)。

    ホアキンのやる気があるのか、やる気がないのか分からない表情がいい。エド・ハリスさんが強面なのに情けない役どころなのも笑えるし、スコット・グレンさんのキレっぷりは恐すぎ。いい役者がたくさん出てるけど、内容と公開時期に泣かされた映画の1本ですね。

    28日後...特別編

  • 28日後... (2002)

  • この作品、結構好き。昨年からゾンビ映画を何本か観ていたので余計に楽しめたのかも。「凶暴」というウイルスに感染した人間が次々と生きた人間を襲い、ウイルスが外に放たれてから28日後にはロンドンは廃墟と化している、なんて設定はワクワクします。ゾンビではないので、この作品の感染者達はノロノロと歩かない。ゾンビはノロノロが鉄則なのに…(笑)。凶暴な人間なので物凄いダッシュで襲ってくるんですよ。

    人間ってとことん恐怖の中に埋没しちゃうと感覚が麻痺して、逆に恐いものなんて何にもなくなっちゃうのかもね。感染者が潜んでいるかもしれないトンネルを平気で通ろうとしたり、ショッピングセンターで買い物したり、明日死ぬかもしれないからこそ、今生きていることを楽しもうとするのは何か分かる。

    主演のキリアン・マーフィくん。『バットマン ビギンズ』にも出演していたし、2005年の『Red Eye』も全米でヒットしてたっけなぁ。今後、活躍しそうな俳優くんなので要チェック。オールヌード、ごちそうさま(!?)


    サウンド・オブ・ミュージックThe Sound of Music

  • サウンド・オブ・ミュージック (1964)

  • 自分が生まれる前の映画って、実はほとんど観ていないことが最近になって判明しました。『サウンド・オブ・ミュージック』は子供の頃にテレビで何度も放映されていたけれど、通しではちゃんと観たことがなかった。これはミュージカル映画として傑作だと思う。素晴らしい。3時間近いのに最後まで飽きることなく、グイグイとラストまで引っ張っていってくれる。そして、名曲の数々。知らない曲の方が少ないよ。トラップ家の子供達の母親に、ギラギラの男爵夫人がならなくて本当に良かったと心から思った!!


    メリーポピンズ スペシャル・エディションMARY POPPINS 40th ANNIVERSARY EDITION
  • メリーポピンズ (1964)

  • こちらもジュリー・アンドリュース主演。『サウンド・オブ・ミュージック』の後に観たからか、ちょっと子供っぽい。子供の頃に煙突掃除屋さん達のシーンを見て、すっごく恐かった記憶が残っているのだけど、観直したら楽しいシーンでビックリした(笑)。何が恐かったんだろう??? 真っ黒い姿が恐かったのかな? 使われている曲が楽しいし、こちらも知らない曲の方が少ないくらい。実写とアニメの合成シーンは今見ると「ぷっ(笑)」と思っちゃうけど、当時としては画期的だったと思う。最後、バラバラだった家族が一つになって幸せになって良かったね。


    ディボース・ショウ
  • ディボース・ショウ (2003)

  • 東京に行く準備しながら観たので、実はあまり覚えてません。軽く観られるコメディなだけにスーッとサーッと観終わったという感じ。ジョージ・クルーニーが出演してる映画って数えるくらいしか観てないのですが、ジョージは私の好みじゃないかもしれない(笑)。 キャサリン・ゼタ=ジョーンズはド迫力。これからはガンガン悪女を演じていった方がいいよ。

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