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2006/02/20

ミュンヘン(MUNICH) 

製作:2006年アメリカ 監督:スティーブン・スピルバーグ
ジャンル:ドラマ/サスペンス
出演:エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、キアラン・ハインズ、ジェフリー・ラッシュ 他

【STORY】 1972年9月5日未明、ドイツのミュンヘン。オリンピック選手村にパレスチナ・ゲリラ”ブラック・セプテンバー”が侵入し、イスラエル人の選手やコーチなど11人を人質とした。その後、全員が死亡するという悲惨な事件が起こる。イスラエル政府は事件の首謀者へ報復することを誓うのだった。
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何の知識も持たずに『ミュンヘン』を観てきました。1972年って私の生まれた年なんです。この年にこんな事件があったなんて知りませんでした。

中東やイスラム、パレスチナの問題についてもまったくと言っていいほど知識がありません。だからこそ、「こういう恐ろしい事件が今も繰り返されている」ということを知るべきなんじゃないかなと思いました。

いざ、勉強しようと思うと紀元前までさかのぼらなくてはいけなくて大変。私は世界史も地理も苦手だったんですよ。映画を見るようになってからユダヤ人差別について、いろいろと疑問を持つようになりました。ちょっと調べたりもしたんですけど、なぜ彼らがそれほどまでに差別されるのか、今でもよく分かっていないんです。

この『ミュンヘン』を観て、私でも言えること。分かること。それは「憎しみは連鎖していく」ってこと。「憎しみ」から生まれるのは「憎しみ」だけ。

戦争がこの世界からなくならないのは、どこかで生まれた憎しみがどんどん連鎖して広がっていくからなのかな~。どこかで断ち切ることは出来ないのかな~。

平和な暮らししか知らない私達には想像もつかないこと。でも、世界中のどこかではたくさんの血が流れて、命が奪われている。人間同士が憎しみ合い、殺し合う。それを利用してお金儲けをしようとしている人がいる。(それはまた別の映画か)

きっと、そういう人間の生き方は昔も今も変わらない。そして、世界中から無くすことなんて出来ないのかもしれない。

『ミュンヘン』は淡々とした映画で、興味を持てない人たちには眠く感じる作品かもしれません(実際、斜め後ろのおじ様はイビキかいて寝てました)。そして、映画そのものは何の答えも出してくれないし、問題提起が何なのかも教えてくれませんでした。

スピルバーグ監督は、30年以上経った今だからこそ、忘れられつつある事件を思い出させようと、そして、事件のことを知らない私達の世代には「何か」を伝えようとしたのかな。それが何なのか、考えなくてはいけないってのがスピルバーグからの宿題なのかも。

見て楽しいことも書いておかないとね。エリック・バナさんがとにかくステキでした。暗殺者という設定なので、70年代当時のお洋服をいろいろと着るんです。脚はスラーッと長いしスタイルが良い。最後の方は悲痛な表情ばかりで見てるコッチが切なかったけど(泣)

(2006年2月・映画館E)

Official Site:http://munich.jp/

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 1972年9月5日早朝、オリンピック会場内のイスラエル選手村に、武装した8 名が乱入しました。 犯人グループは、イスラエル人選手とコーチの2名を殺害し、残りの9名を 人質に取りました。 これによりオリンピックは中断されます。 直後、ゲリラ組織『黒い九月』が...... [続きを読む]

受信: 2006/02/22 11:45

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