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2005/09/11

モーターサイクル・ダイアリーズ(THE MOTORCYCLE DIARIES) ★★★★

モーターサイクル・ダイアリーズ コレクターズ・エディション
製作:2003年 イギリス/アメリカ
監督:ウォルター・サレス
ジャンル:ドラマ/青春

出演: ガエル・ガルシア・ベルナル、 ロドリゴ・デ・ラ・セルナ、ミア・マエストロ、メルセデス・モラーン 他


【STORY】 1952年、エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナは23歳の医学生。学業もほぼ修了というところまできた彼は、ブエノス・アイレスにある自宅を出てバイク旅行に出発する。旅の相棒は一家と親しくしている友人のアルベルト・グラナードとアルベルト所有のポデローサ号("馬力のあるヤツ"の意)だった。
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チェ・ゲバラのことは全然知りません。『エビータ』という作品を見た時に、アントニオ・バンデラスが演じた役がチェ・ゲバラで、アルゼンチン出身の革命家であったということだけは調べました。そして今なお、彼の生き方に憧れる人達がいるということも。

『モーターサイクル・ダイアリーズ』は革命家として生きるキッカケを作ったと言われる、ゲバラが若い頃に体験した南米旅行回想記を映画化したもの。

旅の目的はエルネスト、アルベルトの2人にとって未知の大地であるラテン・アメリカを冒険すること。旅の最初は夢と希望に満ち溢れた楽しい旅行。トラブルもあるし、時々ケンカもするけれど、若い2人はとにかく元気いっぱい。

旅の仲間だったバイクのポデローサ号が修理不可能なまで壊れてしまい、徒歩とヒッチハイクで旅を進めていくあたりから状況が変化していきます。もしバイクが壊れなかったら、エルネストはチェ・ゲバラにならなかったかもしれないと思うと不思議。

歩いて南米アメリカを回ることで、それまで触れ合うことのなかった移民労働者や地元の人々との出会いが2人に徐々に変化をもたらしていきます。彼らの考え方、物の見方の変化が映像にも現れてくるのですが、この辺りからドキュメンタリー映像っぽくなっていくのが意図的なのでしょうが、ちょっと違和感を感じました。

エルネストの心に大きな変化と決意が生まれたのは、ハンセン病患者の隔離施設を訪れた時。施設スタッフ(修道女たち)の忠告を無視し、着用を義務付けられていた手袋を着けずに、素手で患者達に触れ合うエルネストとアルベルト。

きっと以前の彼らだったら、ハンセン病が感染しない(感染率が非常に低い)と知ってはいても、修道女達の反感を買ってまで手袋を着用しないという行為はしなかったはず。自分が正しいと信じる道を進むための第1歩だったのかもしれない。そして、貧しい人達や偏見を持たれている弱い人達を助けたいと思うキッカケになった1歩でもあったようです。

主演のガエル・ガルシア・ベルナル君は今注目されている若手実力派。可愛い顔立ちで、ちょっとだけトビー・マグワイアに似てる。スペイン語、英語、イタリア語、フランス語が堪能で今後、ハリウッドでの活躍も期待されているみたいです。

チェ・ゲバラがどんな革命を起こしたのか知っていたら、もっともっと作品の意味することが分かったんだろうなぁ。勉強不足で見てしまったのが残念。DVDコレクターズ・エディションに収録されている、撮影風景を記録した長編ドキュメンタリー『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』も見たいなぁ。こちらには80歳を過ぎたアルベルトさんご本人が出演しているそうです。

(2005年9月・livedoor ぽすれん

Official Site: http://www.herald.co.jp/official/m_cycle_diaries/

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