« STAR WARS エピソード3 シスの復讐 ★★★★ | トップページ | えいご漬け »

2005/07/24

やさしい嘘(Depuis qu'Otar est parti...) ★★★★

やさしい嘘 デラックス版
製作:2004年フランス/ベルギー
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
ジャンル:ドラマ

出演:エステール・ゴランタン、ニノ・ホマスリゼ、ディナーラ・ドルカーロワ、テムール・カランダーゼ 他


【STORY】 グルジアの首都トビリシに暮す、エカおばあちゃんの楽しみはパリに住む息子オタールから届く便り。生活は楽ではなかったが、エカおばあちゃんと娘のマリーナ、孫娘のアダの3人で平穏に暮らしていた。 そんなある日、パリからオタールが事故に遭い亡くなったと知らせを受けるマリーナ。おばあちゃんに真実を言えないマリーナとアダは…。
-------------------------------------

CSの映画情報番組で宣伝されている時に、「見たいな~」と思っていた作品です。前知識なしで見たので、どこが舞台なのか、どんな時代設定なのか一切分からない状態で見ました。フランス語と何語を話してるんだろう。全然分からなかった。

「レーニンの頃は・・・」とお婆ちゃんが話していたのでロシアかなぁと思っていたら、1991年にソ連から独立した”グルジア”という国が舞台でした。

派手な演出もなく、淡々と物語は進んでいきます。何となく、ラストも読めちゃうんだけど、おばあちゃんのことが心配でたまらない孫娘のアダ、何も知らずに幸せなエカおばあちゃん、そして弟ばかりに愛情を注ぐ母に苛立ちを覚えるマリーナの女性3人から目が離せません。

亡くなった息子は生きていると思い込ませる娘と孫娘。何だか「ヘンだな~」と感じつつも、息子からの手紙に喜ぶおばあちゃん。女3人の小さなやり取りが可愛らしくて、微笑ましくて、そして美しい風景の数々に心が洗われるような気持ちになります。

最後、本当のことを知ったおばあちゃんは娘と孫娘に、同じように「やさしい嘘」をつくんです。もちろん、マリーナとアダもそれが真実ではなく、嘘だってことは分かってる。ここでチョロっと涙がこぼれました(笑)。

「嘘」って本当はいけないことなんだけど、でも、「人を助けるための嘘」「人を傷つけないための嘘」は時には吐かなくちゃいけないこともあると思うんです。真実だけが正しいってことはないから。

おばあちゃん役のエステール・ゴランタンさんは85歳で女優デビューしたという、すごい経歴の持ち主。すごく自然体な演技なんですよ~。

(2005年7月・DVDレンタル)

Official Site : http://www.yasashii-uso.com/

|

« STAR WARS エピソード3 シスの復讐 ★★★★ | トップページ | えいご漬け »

映画の感想--ヤ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37680/5133004

この記事へのトラックバック一覧です: やさしい嘘(Depuis qu'Otar est parti...) ★★★★:

« STAR WARS エピソード3 シスの復讐 ★★★★ | トップページ | えいご漬け »