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2005/03/25

ローレライ ★★★★

製作:2005年日本 監督:樋口真嗣
ジャンル:ドラマ/アクション/戦争

役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇、石黒賢、佐藤隆太、ピエール瀧、堤真一、小野武彦、伊武雅刀、上川隆也 他

【STORY】 1945年8月。同盟国ドイツは降伏し、米国軍の攻撃は一層激化。そして、8月6日広島に最初の原爆が落とされる。窮地に立たされた日本軍最後の切り札はドイツから極秘裏に接収した戦利潜水艦<伊507>。その艦は脅威的な戦闘能力を持ち、ライン川に住む魔女になぞらえ「ローレライ」と呼ばれていた。
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今回初めて「映画館のはしご」をしてみました。最初の映画館が古くてイスも硬くて寒かったので1本目でグッタリだったのですが、今日見ないと『ローレライ』は映画館で見ないで終わっちゃう気がしたので頑張りました。

邦画を映画館で見るのは『踊る大走査線 THE MOVIE2』以来です。邦画ってほとんど見ないし、「絶対に見終わった後、ガッカリするのよ」って思いながら鑑賞。

突っ込みたいポイントは山程あるし、ストーリーの薄さも否めないけど、『ナショナル・トレジャー』忘れちゃうくらい、「日本映画も頑張ってるじゃない」って思いました。

でもね~、ツッコミどころは本当に満載なんですよ。しかも、「実写でやらなくても良かったんじゃないの~?」ってくらい漫画的なキャラクターやローレライ・システム。日本映画のCGって、どうしても「ファイナル・ファンタジー」みないなゲームCGになっちゃうんですよね。日本映画なりにかなり頑張っていたと思うけど、キレイなCGのせいで戦争の血生臭さが全然ない映画になった感じはします。

そこに濃厚な演技の役所広司やら堤真一やら、その他大勢の個性派役者陣が盛り沢山。好きな俳優さんがたくさん出てたから嬉しいなぁ。きれいな戦闘シーンの中に濃ゆい演技の役者達ってのが逆に新鮮でしたね(笑)。

ギバちゃんはいつまで経っても訛りが取れないのよね。イントネーションが時々、秋田訛りになるから笑える笑える。でも、すごく「オイシイ」役どころでした。少し前に見たパニック映画『ザ・コア』の黒人さんのラストと同じ展開だったのでビックリしましたよ。

妻夫木君も思ったより悪くなかったけど、「ら」行の発音が聞き取りにくいのよ。所々、何喋ってるんだか分からなかった。劇場には妻夫木君目当てなのか、若い女の子達が多かったな~。隣の席の女の子なんて、最後は号泣してましたしね。

<伊507(ローレライ)>は東京に投下される3つ目の原子爆弾を阻止しようと単独で敵陣へ乗り込みます。ローレライ・システムを開発したのはナチスです。ここでまた歴史苦手のMicharaさん。第二次世界大戦についても小学校で勉強した程度の知識しか持っていません。戦争映画もことごとく避けてきましたからね。

ただし、ローレライ・システムはあまりにも突飛過ぎるし、多くの人が言っているみたいに「ガンダム」とか「ダーク・エンジェル」みたいな設定なんだけど、でも、当時のナチスって本当にとんでもない研究をしていたんですよね? そしてドイツと同盟を組んでいた日本でも、そんな施設があったのは有名な話ですよね。(詳しくは知りませんのでご勘弁を)

自分の国の歴史もよく知らない、無知ってことは罪なことだなぁといつも思います。でも、戦争を知るって、すごく苦しいし辛いし難しいこと。ただの興味本位だけで学ぼうとすると、ダークサイドに落っこちそうになっちゃう。だから、やっぱり逃げちゃうワタシ。この映画を見た子供達は、どんな風なことを考えるのかな。

この作品の何が1番良かったかというと、最後の役所広司の爽やかな笑顔なんですよ。思わず、観客も錯覚してしまう。「さぁ、日本に帰ろう」ってね。あそこのシーンは本当に良かったと思います。

戦争で闘っている兵士達が敵も味方も関係なく、「ああ、早く国に帰りたい。平和に暮らしたい」って思っているはずですから…。

(2005年3月・映画館E)

OFFICIAL SITE : http://www.507.jp/

原作本:終戦のローレライ (1) 終戦のローレライ (2) 終戦のローレライ (3) 終戦のローレライ (4)

ちなみに原作者の福井晴敏さんの『亡国のイージス』も今年の夏に公開されます。こちらの作品も真田広之、寺尾聴、佐藤浩市、中井貴一などの豪華役者陣を揃えてます。予告見ましたが派手さはなかったなぁ。

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