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2005/02/13

ウォルター少年と、夏の休日(SECONDHAND LIONS) ★★★★

ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ・エディション
製作:2003年アメリカ
監督:ティム・マッキャンリーズ
ジャンル:ドラマ/コメディ

出演:マイケル・ケイン、ロバート・デュヴァル、ハーレイ・ジョエル・オスメント、キラ・セジウィック 他


【STORY】 父親がいない14才の少年ウォルターは、夏休みの間だけ、2人のおじさんが住むテキサスの田舎にあずけられる。母親のメイは片田舎の農場に息子を送り届けると、さっさと姿を消してしまった。年老いた2人の変人とともに取り残されたウォルターは、「すぐ迎えにくる」という母の言葉も信じられず…。
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ずーっと見たかったのに、いつも貸し出し中でレンタル開始3ヶ月目にしてようやく鑑賞できました。いや~、良かった。マイケル・ケインとロバート・デュヴァルの2人のじいちゃんが最高です。

こんな破天荒なじいちゃん達とワタシも一夏を過ごしてみたい。きっと、ウォルター君のように人生観すべてが変わっちゃうだろうなぁ。

小さい頃のハーレイ君の印象が強いので、声変わりしている彼にびっくりしました。手足もヒョロヒョロ伸びて、顔にはニキビも出てきて、「あー、大きくなってるんだなぁ」って、オバチャンしみじみ思いましたよ。

このまま、ドラッグとかお酒などに溺れずにまっすぐ生きていって欲しいな。でも、2枚目俳優の道はちょっと無理か?

じいちゃんのホラ吹き話ってことで『ビッグ・フィッシュ』と比べられることの多い作品なのですが、ワタシはこっちのじいちゃん達の話の方が好き。

じいちゃん達の財産を目当てに訪問するセールスマンをライフルぶっ放して追っ払ったり、池のナマズを標的にこれまたライフルをぶっ放したり、動物園から買い取ったライオンをライフルでぶっ放そうとしたり。とにかく、やる事なす事過激なじいちゃん達。

でも本当は2人とも老いて死を待つだけの寂しい老人なのです。そこにウォルターが現れて、じいちゃん達は戸惑ってしまう。それでも、精一杯の優しさを表すガース(マイケル・ケイン)と、とにかく不器用な態度しか出来ないハブ(ロバート・デュヴァル)の兄弟2人が本当にいいなぁ。

原題がすごーくいいだけに、この邦題には不満あり。SECONDHAND LIONS=中古のライオン達というのは、じいちゃん2人が狩りをするつもりで買い取った年老いたライオンのことであり、じいちゃん2人のことなんですよ。でも、彼らは(ライオンも含め)最後の最後まで中古などでは終わらない! 百獣の王として生き抜くんですよ。

感動作というより、この痛快さがこの作品の面白さなのになぁ。もちろん、ハーレー君もすごく良かったけど、日本の映画会社って子役が出てると、そこばかりを宣伝して感動作にしちゃうところが…ねぇ。

すごく笑っちゃったところがあって、中古のライオンを売りつけた会社ってのが「アクメ社」だったんですよ。社名をバーンと表示したところで「あ、ヤバいんじゃないの?」と思ったら、案の定、「粗悪品、売りつけやがって~!」ってじいちゃんが怒ってました。アクメ社の商品が粗悪品ってのはアメリカでは子供でも承知のことなんでしょうね。

じいちゃん達のホラ話が、本当の話なのか、それともただの作り話かは最後まで見たら分かります。とにかく、スケールがデカイじいちゃん達だった! エンドロールも凝っていて、ワタシはすごく好きな作品です。

(2005年2月・DVDレンタル)

OFFICIAL SITE : http://www.herald.co.jp/official/s_hand_lions/

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