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2004/10/23

『愛の落日~The Quiet American~』の感想

公式サイトによると、日比谷スカラ座2では10月22日までの上映となっていますね。ということは、昨日で終わっちゃったのか。

tQA.jpg観た感想を書こう書こうと思いつつ、全然整理できません。やっぱり、時代背景とかベトナム戦争のことがまったく分からないから、なんだろうな~。(子供の頃から社会科が苦手×××) Amazonで原作小説の『おとなしいアメリカ人』を購入したので、少しずつ読みたいと思っています。

どう考えても邦題を『愛の落日』にしちゃったのはもったいない。このタイトルじゃ、メロドラマだと思って観ちゃいますよね。しかも、トレイラー見ても公式サイトの作品紹介を見ても男女の三角関係のもつれだけが原因で、アメリカ人男性が刺殺されたように取れちゃうんですよ。

私としては、ブレンダンが出演した作品は全部好きになりたいと思っている(ブレン)バカなので、彼の作品が日本で粗末な扱いをされるのはとっても悲しい…。この作品を観た人の感想を読むと、なかなか高評価なだけにますますもったいないな~と思うのです。

などと書きつつ実はワタクシ、初めてのスクリーン・ブレンということでストーリーを追うよりもブレンだけを追いました(オイ)。初めて見るスクリーン上のブレンダンは大きかったです(横にとか縦にとか...は言わないもん)。ごめんなさい、以下はブレン中心に見た作品感想です。

ここから先はネタバレ含みます-----

ブレンが演じるアルデン・パイルという青年。いつも"イイヤツ"を演じてきたブレンダンということもあり、今回も何の疑いもなく「ベトナムを救いにきたアメリカ人」という印象を最初から与えます。大体のあらすじを知っていたワタシですら、「パイルってイイヤツじゃないの~」と思いながら観てしまったもの。

ただし、やっぱり最初のシーンには「ガーン」と金属バットで頭を一発ぶん殴られたような衝撃が…。うーんうーん、予告編で何度も見てはいたけど、やっぱりさ~、やっぱりさ~。『聖なる狂気』も結構しんどかったけど、今回も「やーめーてー!」という感じ。

マイケル・ケイン演じる初老の英国特派員トーマス・ファウラー。マイケル・ケインはこの役でアカデミー賞・ゴールデングローブ賞の主演男優賞など数々の賞にノミネートされているのだけど、ごめんなさい。マイケルじーちゃんも好きな俳優さんだけど、今回はブレンばっかり見ちゃったの。DVD発売されたら、ちゃ~んと見るからね。でも、相変わらず「ねちっこい演技」をさせたら、さすがの一言でした。

2人の男性から愛されるベトナム人女性フォング(ドー・ハイ・イエン)は賛否両論あるみたいだけれど、ワタシは可愛いな~と思いましたよ。スラーっとしててアオザイ姿もとてもキレイでした。

"イイヤツ"だと思っていたパイルの正体が完璧にばれるのは後半。街が爆破された後、そこに駆けつけたパイル。死者や怪我人達がアチコチ横たわる惨劇の現場に怪我人を助け出しに来たものだとばかり思ったのに…そこで彼がとった行動に「うわ~、鬼畜!」って思っちゃいましたよ。なんていうか、無邪気な感じだっただけに「ぬぉー。パイルめ、騙しやがったな~」って。

もちろん、パイル自身は「正義」のために行動していると信じているわけです。「ベトナムの救うのはオレ(達)だ」ってね。それは、とても押し付けがましい「正義」なのだけど…(この辺は今のアメリカとダブりますね)。

実は製作側がブレンダンをキャスティングした理由がココにあるんですけどね。「ブレンダン・フレイザーが悪いやつな訳がない」ってね。

ブレンは二面性のある役を相変わらず自然で控えめに巧く演じわけていました。いつも思うのだけど、ブレンってシリアス演技になるとすごく控えめ。しかもシリアス作品の時は準主演で相手が名優ということが多いので、どうしても引き立て役っぽく見えちゃうんでしょうね。

ワタシは「ブレンってばシリアス演技もさすが!泣かせるよぉ~」って思うんだけど、思うんだけど~。でも、こういう作品で名優さんと共演していくことは絶対にプラスになっているはず。今後もブレンにはいろいろな役を演じてもらいたいな~と思うのです。今度は極悪非道な殺人犯役とか見てみたい気もします。

DVD発売はいつになるのでしょうか。それまでに原作を読んで時代背景とか人間関係とかを勉強しておかなければ…。でも、観終わった後、結構どんよりしちゃう作品なので、そんなに何度も何度も観ることは出来ないかも。

どんより落ち込んだ後はコメディの可愛いブレンでリフレッシュ出来るからいいけれど。それがブレンのいいところ。好きな理由。それにしてもブレンダン絡みになると勉強熱心になるワタシ。ありがとう、ブレンダン! 

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3.Brendan Fraser 04年10-12月」カテゴリの記事

コメント

映画の感想ですが、思わず「そうそう」とうなずきながら読んでしまいました。
 < ブレンダン絡みになると勉強熱心になるワタシ
ホントによく勉強されていらっしゃるのがわかります~。
一つ一つの言葉がとても的確で、この映画を観たブレンファンのみんなが思ったことを、ちゃんと表現して下さったと思います。

あの爆破の場面でバイルがとった行動は、とてもショッキングでしたよね。
私も思わず、「な、何?!」と目を疑いました。
信じたものを疑わない、という意味では純粋なヤツなのでしょうが、
それゆえの計り知れない怖さを感じました。
フォングに対しても、純愛には違いないのでしょうが、
どこか無意識に自分の思い込みを押し付けているような感じがして・・。
quietな彼にとって、自己主張の強いアメリカ女性よりも、
控えめで神秘的な東洋人女性が魅力的に見えたのもわかる気がしますが・・。

私は原作を読んでから映画を観たのですが、イギリス文学の翻訳物というのが、
私にとっては結構難解だったので、映画の方がわかりやすくていいな、と思いました。

それにしても、コメディの感想なら「かわい~」とか「カッコイ~」とか簡単に書けるけど、
こういう映画の感想って難しいですよね。
ブレンの演技がすばらしかったのは、間違いないですけどね(^^)

投稿: minako | 2004/10/25 21:51

minakoさん、ありがとうございます。お優しいコメントにウルウルです。

私にはとっても難しいストーリーでした。感想もうまく書けなくてストーリー部分について触れるのは諦めました(^^; 原作を先に読んでおいた方が良かったのかな~と後悔もしました。

難しい作品だからと言って真面目に書かない私(笑)。ごめんなさい。

でも、公開までの経緯などについても事前に情報が入っていたので、劇場では真摯な気持ちで観たつもりです。あ、ブレンがスクリーン内にいる時にはブレンばっかり見ちゃって字幕見逃しましたが…(笑)。

後味の良い作品では決してないですが、ブレンダンのファンとしては絶対に外せない作品ですよね(^^) シリアスだろうがコメディだろうが、いつも素晴らしい演技を見せてくれるブレンのファンであることを誇りに思いましょう~!(生意気?)

投稿: Michara | 2004/10/26 00:05

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