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2004/09/04

サイモン・バーチ(SIMON BIRCH) ★★★★★


製作:1998年アメリカ
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
ジャンル:ドラマ

出演:イアン・マイケル・スミス、ジョセフ・マッゼロ、アシュレイ・ジャッド、オリヴァー・プラット


【STORY】 ジョン・アーヴィングの原作「オーエンのために祈りを」を映画化。1952年、メイン州グレイブズタウンにひとりの赤ん坊が生まれた。奇跡的に生き延びた街病院始まって以来の小さな赤ん坊 サイモン・バーチ。私生児の為、学校でイジメられているジョーは、サイモンの唯一の友達。しかし、ある日予想もしなかった事件が2人を襲う…。
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なんだよ、泣いたよ。号泣したよ。鼻水もダーダー出たよ。悪いかよ~。

ホント、感動作っぽく作ってある作品には反感持っているワタシなのですが、『サイモン・バーチ』は泣いちゃいましたよ。子供たちが頑張ってる姿には弱いんですってば。

「感動した」とか「子供達がカワイイ」とか「サイモンが可哀相」とか、そーゆー観点で泣いたんじゃないんですよね。

だって、サイモンはちっとも可哀相じゃなかったもの。自分が生きたいように生きているし、ジョーっていう親友もいる。神様を信じる強い心も持っている。例え、自分の親に愛されなくっても、彼には神様から与えられた使命があるんだから。

「自分はこの世に何か使命があって生まれてきたんだ。僕の体が小さいのも神様の計画なんだ」。そんな風に考えるしかなかった? 障害を持って生まれた人間は、そう自分を慰めるしか道は無い? 確かにそうかもしれない。でも、そう信じられるってコトは自分に自身があるからじゃない?

でも、こういう作品は好き嫌いがはっきり別れそうですね。ワタシはサイモンを愛する人達がみんな大好きになっちゃったなァ。親友のジョーはもちろん、ジョーの母親、ジョーの母親が恋した男性ベン、みんなみんなステキな人達だと思ったもの。こんな人達に愛されてるサイモンは幸せな子だと思う。

そして逆に可哀相だと思ったのが司祭とサイモンの両親。「僕には神様の使命があるんだよね?」と訊ねるサイモンに何も答えられず、「神様はお金儲けのために教会を建てたんじゃない」というもっともな意見を言うサイモンに罰を与える司祭。こんな人が神の言葉を伝える立場でいいのか~って感じ。サイモンの両親は言うことありません。自分の子供を愛せないなんて、彼の存在そのものを無視するなんて、事実を受け入れるコトが出来なかったんでしょうね。

多少強引な展開もあったけれど、ファンタジーだと思ってみたら気にならないです。「感動した」とか「思いっきり泣ける映画です」とかいう宣伝文句は大嫌いだから、ワタシは絶対に言わないゾ!

ただただ、サイモンとジョーの友情が羨ましかったんだ~!

(2004年9月・DVDレンタル)

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